Hemosil Reagents
凝固一般検査およびヘパリン
ご施設で必要とされる検査が可能な幅広いアッセイメニュー
PT試薬は、ワルファリンを用いる治療のモニタリングと外因系カスケードの評価を可能にするため、一貫性のある感度を実現しています。安定性と一貫性が保たれているため、様々な感度が得られます。
APTT試薬は、凝固因子に対する抗体(インヒビター)産生の最適なモニタリングと内因系カスケードのスクリーニングを可能にします。
凝固一般検査試薬には、説明できないPTまたはAPTTの延長が認められた患者の出血リスクを評価するためのフィブリノゲン測定も含まれます。
その他にヘパリンアッセイキットやトロンビン時間も用意しております。
直接経口抗凝固薬 関連(研究用試薬)
研究用試薬として直接経口抗凝固薬(DOAC)の血中濃度活性を測定する試薬をご用意
DOACsは日常的なモニタリングを必要としませんが、研究用などでご使用いただける試薬としてご用意しております。
*本製品は研究用試薬のため、研究用途としてのみご利用いただけます。
フィブリン関連マーカー
フィブリノゲンやフィブリンの分解産物測定用の試薬
D-ダイマー試薬は、検査前臨床確率評価と合わせて、肺塞栓症(PE)と深部静脈血栓症(DVT)を含む静脈血栓塞栓症(VTE)の除外診断用として有用であります。 これにより、静脈血栓塞栓症(VTE)では一般的な診断方法である、高額かつ侵襲的な画像診断の必要性を軽減します。また国内で多く使用されているDDU単位の試薬もご用意しております。
FDP試薬は液状で調製不要、フィブリノゲンの干渉を軽減した免疫測定法の試薬です。
凝固亢進による可溶性フィブリンモノマー複合体測定用の試薬
FM試薬は可溶性フィブリンモノマー複合体を定量的に測定することで、播種性血管内凝固症候群(DIC)及びその準備状態やエコノミークラス症候群などで知られる深部静脈血栓症(DVT)、肺塞栓症(PE)などの診断及び治療経過の観察のために使用されています。 これらの試薬はACL TOP ファミリー/ACL TOPファミリー 50シリーズで使用ができ、わずか数分で結果をもたらせるため、検査室のワークフローを最適化します。
**ケミルミネッセンス(化学発光)法 免疫発光測定装置ACL アキュスターで使用
抗リン脂質抗体症候群(APS)
ヒーモスアイエル ループスアンチコアグラント(LA)アッセイ
LA検査のガイドラインでは、2種類の検査、すなわち希釈ラッセル蛇毒時間法(dRVVT)と活性化剤としてシリカを使用する
APTT-ベース法が推奨されています。当社は、全自動で測定可能なこれら2種類のテスト項目をご用意しております。
ACL アキュスターによるAPSアッセイ
ACL アキュスターでAPSの検査を自動化測定が可能です。
**ケミルミネッセンス(化学発光)法 免疫発光測定装置ACL アキュスターで使用
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)
わずか数分でヘパリン起因性血小板減少症(HIT)検査を実現
血液凝固検査システムでHIT抗体をオンデマンドで自動測定可能な試薬。
液状試薬のため直ぐに測定可能な上、測定結果は数分で得られます。
ELISA法(酵素免疫測定法)と同等の分析が可能で、抗血小板第IV因子・ヘパリン複合体抗体(抗PF4/H抗体)を検出します。
ACL TOP ファミリーとACL アキュスターで測定用の試薬をご用意しております。
**ケミルミネッセンス(化学発光)法 免疫発光測定装置ACL アキュスターで使用
フォン・ヴィレブランド因子
フォン・ヴィレブランド因子の活性値、抗原量、因子欠乏を検出
フォン・ヴィレブランド因子(vWF)試薬はすべて、短時間(12分未満)で結果報告可能な自動検査に対応しております。また既存の検査法との相関関係も得られております。活性値、抗原量、因子欠乏を検出できるvWF試薬を提供いたします。
ACL TOP ファミリーとACL アキュスターで測定用の試薬をご用意しております。
*本製品は研究用試薬のため、研究用途としてのみご利用いただけます。
**ケミルミネッセンス(化学発光)法 免疫発光測定装置ACL アキュスターで使用
線溶系関連因子
血栓素因
血栓素因検査用としてアンチトロンビン、プロテインC、プロテインS、活性化プロテインC(APC)レジスタンスをご用意
アンチトロンビン(AT)
アンチトロンビン試薬は、ご使用条件に応じて3種類のキットからお選びいただけます。
プロテインC(PC)
合成基質法と凝固時間法の2種類のキットをご用意しております。。
プロテインS(PS)
ラテックス凝集法の遊離型プロテインS抗原を特異的に測定する試薬と、遊離型プロテインSが有する活性をプロトロンビン時間法を用いて測定する試薬をご用意しております。
活性化プロテインC(APC)レジスタンス(研究用試薬)
第V因子:Q506変異によって引き起こされるAPC耐性の検出を可能にした試薬です。 血漿サンプルに含まれる経口抗凝固剤またはヘパリンの影響を最大1U/mLまで受けません。
*本製品は研究用試薬のため、研究用途としてのみご利用いただけます。
血液凝固因子
簡単かつ効率的に総合的な検査を実現
凝固カスケード全体に及ぶこの血液凝固因子の検査は、ACL TOP ファミリーでクエン酸加血漿を用いて特定の因子活性を判断するために、PT試薬やAPTT試薬と合わせて使用されます。これらの試薬はオンボード上で24時間安定です。
第XIII因子抗原検査用試薬は自動検査向けの調製済み液状試薬となっております。
精度管理用コントロール血漿および標準物質
ACL TOP ファミリーおよびACL アキュスターでの検査用
特殊項目を含むすべての項目におけるヒーモスアイエル試薬用に正常値および異常値レベルのコントロールをご用意しています。
コントロール血漿は24時間の安定性となっております。
洗浄液・希釈液
**ケミルミネッセンス(化学発光)法 免疫発光測定装置ACL アキュスターで使用